コルネットの情報、なかなかウェブに情報がないなと思い、特に欲しかったヴァンラーのものは上手く探せなかった。なので自分で雑記を上げてしまおうということで。
公式サイトにも素敵な写真と情報があります。
以前雑誌で見たコルネット特集では、特長として
ということで、良さそうです。というかヴァンラーの他の楽器を吹いていたら試したくなるコルネットだろうなと想像していましたし、幸運なことに手に取らせていただいた今でもやっぱりそうだと思います。
試奏した際は、ショートシャンクのマウスピース(デニスウィックの4やグレッグブラックの5C、5B)、ロングシャンクのものも試しました。普段は吹奏楽で、トランペットとの持ち替えが多いため、持ち替えるならキャラクターをガラッと変えたいため、デニスウィックの4などで吹きたいなと思いました。
結局マウスピースは、所有しているBach 5Aを使っています。デニスウィックRW4(借り物の借り物)は練習で少しだけ(吹きこなせず・・・)。
ということで、写真で愛でていきたいと思います。
アマドタイプのスピット機構(つば抜き、ですかね)になっていました。以前雑誌で見たときにはよくあるタイプのものだった気がしますが、より無駄なくということなんでしょうか。1番管と3番管の抜き差し管はベッソンっぽくなっています。いまだにどこを握れば良いか試行錯誤しており、人差し指と中指はケーシングを、薬指と小指は若干で3番管側のレバーに触り、一方で親指で1番管側のレバーを触っています。ローCなどは両方抜く感じで吹いていますが、片方だけとかの方が良いか、といってもできないしということでそのままにしています。
拭き上げていたときに気づいたのですが、下から見ると「2」の数字がありました。この楽器は2代目の方が製作されたと聞いていましたが、その2なのか!?
おおよそこのあたりに刻印がありますが、心して手のひらを当てています。いや、当たってない時の方が多いか。
1、3番の抜き差し管は普段抜けないので、お掃除はもっぱら小さいスポンジにアルコールでフーッとするそうです。初めてやっていますが案外楽しいです。ちゃんとお掃除する時は抜き差し管側についているネジを外しますが、それ以外のネジは外すと修理に持っていくことになるようで危険です。ネタでもここではやらないようにしたいです。
刻印シリーズ。メーカーによっては番号だけ刻まれていたり、そしてそれがベルの方向なのかthe other side of the bell なのかもメーカーによって違うようですが、ヴァンラーの場合はこの「K」と書いているものがベル側なようです。逆サイドには数字が書いています。とはいえ、それもまちまちなのか、確認したところ
- ヴァンラー トランペット B4 数字&B(ベル側がB)
- ヴァンラー フリューゲルホーン BR3 数字&F(ベル側が数字)
- ヴァンラー コルネット 数字&K(ベル側がK)
となっていて、おそらく個体でも違うのかもしれません。興味深い。
演奏中緊張すると滑ります。ハンカチが欠かせません。
スペックなどに全く触れられてませんが、気が向いたら測ってみます。自分が見直すときの楽しみになりそうです。