放課後に居残って夜

調べたこと、気になったことなどをアーカイブする場所にしたい。 This is a place to throw a quick learn, study, and research of my random interests.

Evernoteのプライバシーポリシー

今扱っている製品はログを蓄積するけれども、そこからAnalysisにつなげて、Proactiveな価値を出そうというのは、製品の付加価値の追求という点で誰しも考えることだと思う。電子レンジをこれまで作っていたけど、電子レンジの中身や調理しているものの中身まで全て把握できたら、どんなバラ色かしらん、という皮肉的な言い方もできる。

 

Evernoteが先週、Privacy Policyの更新を発表したが、その内容は、よりサービスを良くする目的で、ユーザーのノートを、限られたEvernote社員が参照できるというものだった。

techcrunch.com

その結果、非常に反発があり、その更新を取りやめ、謝罪することになった。ユーザーが能動的に同意した場合に限り、そのユーザーのデータを扱うことが出来る、と。応援したいが、書いている内容が仕事関係に直結すると、難しいなぁ。

 

 

 

 

 

今年のサイバーセキュリティ 大きなもの6つ

Dark Readingより:

 

サンフランシスコの移動手段の一つ、Municipal Transportation Agencyが攻撃され、Kiosk端末とコンピューターがロックされ、2日間運賃タダで乗客を運んだ、というものが話題だった。ランサムウェアで、100Bitcoin要求。サンクスギビングの週の出来事。サイバー攻撃は、その動機が様々だが、ほとんど乗客へのメリットになりえるような動機でさえも、攻撃の動機になってしまうのだ。

使用されたのはHDDCryptor、あるいはMambaと呼ばれるもの。

 

www.darkreading.com

 

新しいランサムウェア=他の人に感染リンクを送ったら、あなたのPCの感染を解いてあげます

以下記事。ポップコーンタイムと呼ばれる。

感染状態を解くために、要求されたランサムを支払うか(よくBitcoinが使われる0)、あるいは「Nastyな方法」他の人に感染を促すリンクを送る(例えば2人以上、など)することで、自分のPCは守れる、というもの。

 

threatpost.com

セキュリティ対応はやっぱり後から追随してくる

DevOpsなどで、計画、構築からリリース、運用までのサイクルを格段に縮めることに成功した、であるとか、コンテナ化によってデプロイ時の環境の差異が吸収できることで対応時間を大幅に削減できるとか、色々とenablementに関する最適化や取り組みが多い。セキュリティ専門家にとっては、もちろんコンテナ化によって間に存在する脆弱な部分を取り除けるメリットがある一方、DevOpsもコンテナ化も、それに対するassessが非常に複雑になるという側面がある。

セキュリティ専門家は、結局後から着いていかなければいけない。ビジネスそのものはセキュリティを必要とするが、それ自体が目的ではなく、いかにビジネスを運営するか、になってくる。セキュリティをプロフィットセンターと見做すことも考え方一つではあるが、そう捉えるのは簡単では無いように思う。

 

 

追随していく、しかない。